内部意識調査アンケートで露呈した危機感のギャップ
お久し振りです。駄メガバンカーMochiです。
私の勤務先の内部意識調査アンケートの集計が配布されたので眺めていたら、こんな質問に目が止まりました。
「あなたは当行の未来は明るいと思いますか。」
…
…
その質問に対する回答に、大きな世代間ギャップを見てしまいました。
・25歳以下〜35歳までの行員の6割が暗い、やや暗いと答えている。
・35歳以上の行員の6割以上が明るい、やや明るいと答えている。
ちなみにMochiも暗いと考えている若手6割の一人です。少なくとも今の銀行という形での将来は暗い。しかし、無くなるということはまだ無いと思っています。皆さんが想像するより、銀行システムの堅牢性を確立するのには莫大な投資額と知見、そして毎年の保守作業やバージョンアップデートが必要です。そういう意味では、システム産業としての銀行は残るでしょう。
まぁ、40代後半〜50代の行員には弊行の未来など正直どうでもよいのでしょう。逃げ切れると思っているのでしょうし、実際そうだと思うからです。
しかし、30代の行員はもっと危機意識を持つべきだと思います。あなたの仕事、本当に5年後、10年後に必要ですか?
…まだまだ若手の流出は続きそうです。
メガバンクと学歴
こんばんは、Mochiです。
6月も半分が過ぎました。6/1に解禁された就活の本選考ですが、弊行もいわゆる総合職の採用はひと段落したようです。そこで、今回のタイトル、メガバンクと学歴について書きたいと思います。※あくまで私の感覚です。
まず入行のタイミングでの割合は、旧帝大とそれに匹敵する国公立大出身が20〜25%、早慶上智25%、残りがMARCHや関関同立など、というのが私の肌感覚です。
Mochiは東京の山手線沿いの大店舗が入行店でした。いわゆる名門店と呼ばれる店舗です。そこである残酷な事実を知ります。先輩方を見ると、MARCH以下の大学出身者は1割もいませんでした。後輩もほとんど国公立+早慶です。
ただ、入行店は東大京大の出身者でも小さな店舗になることはあります。しかし、少なくとも私の知り合いの同期は、2ヶ店目でほとんど本社勤務になっています。早慶出身者もそのパターンが多いです。
逆に、2ヶ店目で本部異動になったMARCHの同期の話はほとんど聞きません。大体が営業店へ異動しています。
もちろん営業が悪いと言うことではありませんが、多くの学生は○○ファイナンスとか、大企業営業や経営企画、最近であればFintechをやりたいと思って入行しているのではないでしょうか。残念ながら、あなたが国公立か早慶上智出身でなければ、諦めた方が良いです。特に○○ファイナンス系なんて、ほとんど旧帝大+慶應+(時々)早稲田です。
MARCH出身者は悪く言えばソルジャーの如く営業の最前線をぐるぐるさせられることが多いです。それを知っても自分ならやれる!という方以外はあまりオススメしません。
※以上はあくまでも私の感覚であり、間違っている可能性もありますが、概ね事実だと思います。
はじめまして。駄メガバンカーMochiです。
はじめまして。駄メガバンカーMochiです。
このブログを読んでいただきありがとうございます。
簡単に自己紹介です。
名前:Mochi
性別:男性(独身)
年齢:20代
職業:メガバンク総合職
このブログを始めたきっかけは、若手メガバンク行員の生活実態を皆さんに知って欲しいと思ったからです。
私が新卒でメガバンクへ入行し、数年が経ちました。就活時代を振り返ると、メガバンク行員の生活実態を知ることってなかなか出来なかったな~と思いました。
そして、最近噴出したメガバンクのリストラ報道、不人気業種への転落…。そんな時代の波にもまれている若手行員の生活実態を、皆さんに知ってもらえればと思います。
そして、私は金融に興味があって入行していることもあって、経済が大好きです。経済ニュースは大好きだし、毎日株価と為替はチェックするし、企業の戦略にもとても興味があります。
しかし、世の中では投資はまだまだ一般的ではないのが現状です。これまで少額の個人はコストがかかる割の合わない客でしたから、銀行が相手にしてこなかったことも一因だと思います。
色々書いてますが、僕の思うがままの記事を更新していきます。
宜しくお願いします。